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愛知県豊川市八幡町本郷16 2013/05/09
訪問 |
流れるような屋根の曲線、破風(はふ)に付けられた連続波形彫刻や懸魚(げぎょ)、虹梁(こうりょう)上の太瓶束(たいへいづか)などに心うたれ、
鎌倉時代の簡素から江戸時代の装飾過多へ移る中間の室町建築の良さを十分に具えているといわれています。
明治40年(1907)に厨子および棟札3枚をふくめ、特別保護建築物に指定され、現在重要文化財です。
白鳳時代に、大分県の宇佐八幡宮から勧請された社で、奈良時代に入って三河国分寺が造立されると、その鎮守の神となり人々の尊崇を受けました。
現在の本殿は、文明9年(1477)に建立されたもので、室町期の神社建築の特徴をよく表現しており、明治40年に国の重要文化財に指定されています。
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