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川中島合戦は今から400年前、天文22年より永禄7年に至る1１年間の永きに亘って行はれましたが、 後世広く伝えられている川中島合戦は永禄4年(１５６１年９月１０日）の戦いを指しています。 この戦は越後の雄将上杉謙信、甲斐の智将武田信玄がこの川中島に雌雄を決せんと武田勢は八幡原に、 上杉勢は妻女山に陣をとり、両軍併せて33,000余、9月10日未明の霧深い中で双方死斗を盡し、 ここ八幡原は大修羅場と化しました。その中にあって、謙信は只一騎愛刀「小豆長光」を振りかざし 武田の本陣に切り込み不意を突かれた信玄は軍配で謙信の太刀を受けたという有名な「三太刀、 七太刀」も此の処です。時に信玄41才、謙信32才でした。（これは後世の作り話の様ですが？） この戦で死傷者7,000を数え史上最大の激戦で両将の決戦場ここ八幡原に現存する土盛りの跡は、 武田本陣桝形陣地当時の一部が物語っているようです。 両将の戦術は幾多の戦術研究の指針とし現代戦にも多く応用されたと聞き。武田の居城海津城は東南4粁（キロ）の松代に、 また賴山陽の「鞭声粛々夜渡河」で有名な雨宮渡は東側を流れる千曲川の上流約6粁（キロ）の地点です。 saijyoyama 妻女山
川中島合戦のとき、上杉謙信が陣営を設けた山で、この平地は陣場平、その西南は千人窪と称し、伏兵千人を潜ませたと伝えられている。川中島平は一眺の中に 入り、海津城の動静を伺い得る地である。永禄４年９月夜、山を下り雨の宮の渡しを渡ったのが、かの有名な「鞭声粛々・・・」の詩となり、又「西条山は霧ふかし、筑 摩の河は浪あらし・・・」と学校唱歌などにうたわれている。（現地説明板より） 長野市諸施設八幡原史跡公園管理事務所 長野タウン  |
