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伊藤忠兵衛記念館 |
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滋賀県犬上郡豊郷町大字八目128 |
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2011/03/28 訪門 |
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現在の大手商社伊藤忠(いとうちゅう)・丸紅(まるべに)の創始者で近江商人の筆頭としてあげられる伊藤忠兵衛(いとうちゅうべえ)(1842-1903)が住ん
でいた屋敷を記念館として開放されています。忠兵衛は繊維品小売業を営んでいた紅長(べにちょう)の家に生まれました。
彼は、17歳で西日本へ近江麻布を持って行商に出かけ、長崎出島で見た海外貿易の盛んな様子に刺激され、後に我国の海外貿易のパイオニアといわれ
るまでになった人物です。貿易のほか、銀行・造船・保険なども手がけ、豊郷村の村長も務めました。忠兵衛の旧宅(現在は記念館)は、
旧中山道に面し、「見越しの松に黒い塀」と呼ばれる板張りの塀と、その向こうに見える松がひときわ目立ちます。内部は、忠兵衛が生活していた頃をそのま
まの形で残されています。また、旧宅のすぐ近くに伊藤忠兵俺の遺徳を偲んで造られた、くれない園があります。
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